年金運用 約5兆円の損失(2015年度予想)

新聞報道によると、2015年度の年金運用損失が約5兆円を超える予想となったと報じた。
国民年金や厚生年金の積み立て金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」所謂
GPIF(Government Pension Investment Fund)は、約140兆円に上る運用資金を2014年から
運用基準を変更。国内債券の比率を60%から35%に下げる一方、株式投資を24%から50%
に引き上げた。

この結果、昨今のチャイナショックや世界的株安等の影響もあり、2015年の予想は、
外国株式が3兆6000億円の損失、国内株式3兆5000億円の損失、外国債券5000億円の損失。
一方国内債券は2兆6000億円の利益となりそうである。

GPIFは、2015年度の運用成績を7月29日に発表の予定としている。これは、参議院選挙の
投票日の後であり、選挙への影響を恐れているとの批判もある。

いずれにしても、今後の運用が注目される。なお、関連記事は以下のURLで参照してください。

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016040302000064.html

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