離婚の準備をはじめたい

あわてて離婚をしてはなりません。

準備をしてからでないと損をしてしまいます。

1.経済的に自立できる準備は出来ていますか?

就職に役立つ特技、資格はありますか、仕事中の子供の面倒は?

2.離婚後にもらえるお金の話を調べておきましょう!

配偶者の財産と借金を把握していますか?

慰謝料、養育費など支払ってもらえますか?

払ってもらえないときの手段はありますか?

年金の分割請求はできますか?

行政の支援は調べましたか?

3.離婚後に住む場所はどう確保しますか?

アパートは敷金・礼金・毎月の家賃をどの位用意しますか。

子供の学校へ通えるところに探すのですか?

今の住まいの名義は?住宅ローンは、どうしますか?

4.仕事はすぐ探せますか?

仕事が見つかって最初の給料が入るまでのお金はいくら用意しますか。

5.応援してくれる人はいますか?

法律に詳しい方がいたら事前に相談しておきましょう。

 

などなど準備することはたくさんあります。

夜逃げするような離婚は後悔します。

顔も見たくない気持ちになっても冷静に対処しましょう。

争いごとにはしないで、協議離婚にすることができればそうして下さい。

裁判にしてしまうと、金銭的にも、精神的にも、子供にも大きな影響が出てしまいます。

簡単にはいかない場合がほとんどです、しっかりと冷静に準備をして貧困に陥らないためにはどうするかを考え、新しい人生のスタートにしたいものです。

6月15日(水)に司法書士、社会保険労務士、公認会計士3名によるセミナーがあります。セミナービラ、予定表でご確認下さい。

 

裁判にしないで、離婚をしたい

離婚協議書は公正証書で作成しましょう。

離婚協議書

離婚の方法には、協議離婚、調停による離婚、裁判よる離婚があります。

うち協議離婚は87%ですが、離婚後にもめないために、公証人役場で「離婚給付等契約公正証書」という離婚の合意書を作成しましょう。
1.親権者と監護権者(子の監護養育をする者、通常親権者がすべきこと)を決めます。
2.子供の養育費、子供との面会、離婚慰謝料、財産分与等を決めます。
強制執行ができる条文を入れて、支払いが滞ったときに裁判にしなくても取り立てができるようにも出来ます。
養育費の金額に決まりはありませんが、裁判所のホームページに参考となる、支払義務者及び権利者の年収に応じての養育費・婚姻費用の算定表があります。
その金額はあくまでも当事者の合意によって決めます。
子が成人しても、大学卒業までの養育費の合意も有効です。
住宅ローン付の不動産の財産分与は、分与を受ける当事者に資力がないと銀行の承諾が得られません。仮登記という手続をする等の方法をとります。
pla009