LGBTとは
L(レズビアン)
G(ゲイ)
B(バイセクシュアル)
T(トランスジェンダー)
のイニシャルを取って作った言葉です。
男性と女性が愛し合うというのが多数派である世の中ですが、例えば男性と男性、女性と女性という組み合わせのカップルがいます。
これらのいわゆる「同性愛者」と呼ばれる人達はセクシャルマイノリティ、いわゆる性的小数者として差別や偏見の対象とされてきました。
また、トランスジェンダーというセクシャリティに分類される人達は、生まれた時に与えられた性別に違和感を感じ日常生活に支障をきたして苦しんだりするのです。
さらにLGBTという分類にあてはまらないような人達もいます。
人を愛することができない(アセクシャル)
男性的でも女性的でもなく中性を好む(エックスジェンダー)
自分自信の性がよくわからない(クエスチョナー)
性別にとらわれず、その人個人を好きになる(パンセクシャル)
このように性のあり方というのは人それぞれ皆違うのです。
しかし、世の中は性別は男性か女性のどちらかしかなく、男性だったら女性を好きになるのが当たり前、女性だったら男性を好きになるのが当たり前と設定されてしまっているのです。
そういった社会で苦しんでいるセクシャルマイノリティの人達が、13人に1人の割合で存在するのです。およそ7%〜8%。
この数字はAB型の人や左利きの人と同じ割合で存在するってことを示しています。
そうしたセクシャルマイノリティの人達が様々な問題にさらされ苦しんでいるということを少しでいいから考えてみて下さい。