難民申請7000人超(2015年)

法務省入国管理局は、1月23日2015年の難民申請が過去最多の7586人になったと発表しました。但し、実際に認定されたのは27人にとどまっています。申請者の国籍別では、ネパール1768人、インドネシア969人、トルコ926人、ミャンマー806人となっており、シリアからの申請は5人止まり。認定者の国籍別では、アフガニスタン6人、エチオピア3人、スリランカ3人、シリア3人などとなっています。
難民申請が急増している要因としては、2010年に制度が改正され、難民申請中の生活に配慮し、申請から6ケ月経過すると一律に就労が認められるようになったことが大きい。このため、本来の迫害理由による申請に該当しないケースが大半とみられる。
今後の動向に注目したい。ちなみに、法務省の関連サイトは以下の通り。

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri03_00111.html